佐藤泰志そこに彼はいた [ 福間健二 ]

福間健二 河出書房新社サトウ ヤスシ ソコニ カレ ワ イタ フクマ,ケンジ 発行年月：2014年12月01日 予約締切日：2014年11月28日 ページ数：449p サイズ：単行本 ISBN：9784309023458 福間健二（フクマケンジ） 1949年生まれ。

詩人、映画監督。

詩集に『青い家』（萩原朔太郎賞・藤村記念歴程賞受賞）など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章（百二才にて死ぬー書斎／人生計画／ぼくは、ぼくを知らないー青函連絡船のこと／函館の朝市／猫背／さまようぼく　ほか）／第2章（真に傷ついていますー背中ばかりなのです／一瞬のせりあがりと痙攣ー兎　ほか）／第3章（一夜を生き抜いてーもうひとつの朝／深刻な面なんか糞くらえだー颱風伝説／草の響き／ディトリッヒの夜　ほか）／第4章（誰が悲しいだなんていったー僕は書きはじめるんだ／画家ティハニー／僕が行こうと思っていた村には／誰が悲しいだなんていった／僕の渡る多くの河／そこのみにて光輝く／書いても書いても足りないからだー防空壕のある庭／オーバー・フェンス／風が洗う　ほか） 夢を共有した詩人がその生涯をたどりながら全作品を未発表作品・草稿まで含めて徹底解読、佐藤泰志の生と言葉を未来へ刻印するために、全力を投入して書き下ろした奇蹟の評伝。

四十一歳でみずから生を断ち、『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』映画化などとともに二十年をへて復活した作家の真実ー。

本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本）